「東北コットン収穫祭2019」に行って来ました!
11月23日に東松島の綿花畑で行われた東北コットン収穫祭に行って来ました。
題して「東北コットンフェスティバル2019」!!!
2011年の東日本大震災の津波被害から8年目にして初めての本格的な収穫祭です。
「津波の塩害で農業ができなくなった農家さんに、比較的塩に強い綿花栽培をしてもらう」
これが被災直後の宮城県農業地での綿花栽培のきっかけでした。
産業の工業化が進んだ明治以降、綿花自給率がほぼ0%になっていた日本において、
綿花栽培の北限への挑戦でもあった東北コットンプロジェクトの8年間は
被災農家さんの収益の一部を確保すること直接の目標としつつ
紡績、製織、染色、縫製、デザインから百貨店、アパレル、航空会社、ホテル等
大小100社に及ぶ農ー工ー商連携による「6次産業化」の
実践モデルになりつつあるのではないかとも思います。
当日は直前までの天気予報で「70%雨」と言われていたにもかかわらず
全国から多くの来場者で埋められた初めての「収穫祭」は
次年度への大きな希望を持って成功裏に終了いたしました。